レファ協urlhttps://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000336143
番号2023104事例作成日2023/6/29
調査種別書誌的事項調査 所蔵調査 所蔵機関調査質問者区分教員
質問文献複写を取り寄せたいがタイトルと著者名が分からない
回答該当論文のタイトル:虫歯と糖
著者名:今井奨
  1. ウェブ上の以下のページで全文閲覧できるが印刷の乱れが多少見受けられるため、複写依頼も可能。

    厚生労働科学研究成果データベース (MHLW GRANTS SYSTEM)
    いわゆる健康食品の有効性の評価に関する研究:https://mhlw-grants.niph.go.jp/project/13226 より
    200636003B0011.pdf の 17-20ページ(該当論文の1-4ページ)
    200636003B0012.pdfの1-4ページ(該当論文の5-8ページ)

  2. 冊子体の場合は号数とページが上記PDFとは異なる。他館依頼の際の書誌事項は以下の通り。

    雑誌名:Foods & food ingredients journal of Japan = 食品・食品添加物研究誌 : FFIジャーナル
    巻号:Vol.210(4) 出版年: 2005年 ページ:317-324

回答プロセス

雑誌名:Foods & food ingredients journal of Japan = 食品・食品添加物研究誌 : FFIジャーナル
巻号:Vol.210(3) 出版年:2005年
文献の一部は手元にあり、最終ページはP.8

上記の情報を持っての質問であったため

  1. CiNii Researchで「食品・食品添加物研究誌 210(3)」をキーワード検索し、期間2005年で絞り込み検索すると23件ヒット。P.8で終わる文献は見つからなかった。検索結果の画面で「食品・食品添加物研究誌 : FFIジャーナル 210 (3), ページ, 2005」のように表示されることを確認。
  2. Google検索で「FFIジャーナル 210 (3) 2005」と入力して検索し、https://mhlw-grants.niph.go.jp/system/files/2006/064031/200636003B/200636003B0012.pdf からP.5~P.8で終わっている文献を見つける。PDF各ページの右上に『Foods & food ingredients journal of Japan』の略称と「Vol.210 No.3,2005」という書誌事項があったため、これが該当論文であろうと考えた(なお、同PDFではこの文献の後ろに別の雑誌の文献が3件ついていた)。

上記PDFのアドレス内の「https://mhlw-grants.niph.go.jp」を検索してみると、厚生労働科学研究成果データベース (MHLW GRANTS SYSTEM)であった。その中の「研究成果を検索する」をひらき、上記PDFのURL内にあるIDらしき「200636003B」を文献番号で検索すると、「いわゆる健康食品の有効性の評価に関する研究」がヒット。そのページをひらくと「研究報告書紙媒体」のPDFが順番に並んでおり、「200636003B0012.pdf」が該当論文P.5~P.8であった。
このPDFに他の論文が一緒に入っていたこともあり、続きが前のページにあるかもしれないと思いつき、その前の「200636003B0011.pdf」をクリックして該当論文のP.1~P.4を発見。タイトルが「虫歯と糖」、著者が「今井奨」であることが判明した。

CiNii Researchで「食品・食品添加物研究誌 今井奨」で検索したところ、該当論文の号数がPDFとは異なり、Vol.210(3)ではなくVol.210(4)であること、ページが317-324であることがわかった。

参考資料食品・食品添加物研究誌 210(3) / CiNii Research (last access 2023/08/01)
いわゆる健康食品の有効性の評価に関する研究 / 厚生労働科学研究成果データベース (MHLW GRANTS SYSTEM) (last access 2023/08/01)
虫歯と糖 / CiNii Research (last access 2023/08/01)
備考該当論文のPDF版にはVol.210(3)と表示され、その論文のみのページ番号が1-8と付与されていたが、著者とタイトルが判明してからCiNii Researchで確認してみると、冊子体では該当論文の書誌はVol.210(4)でありページは317-324となっていた。念のため、所蔵があった近くの名古屋大学附属図書館(中央図書館)で実物の確認も行った上で他館依頼の際の書誌事項について質問者に案内した。