レファ協urlhttps://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000193727
番号2016092事例作成日2016年06月15日
調査種別文献紹介 所蔵調査質問者区分学生
質問チアネプチンについていろいろ調べたが、自分たちが探した文献よりも詳しく書かれたものはないか。日本語のもので、論文に載せられるような信頼性のあるソースのものがいい。
回答「tianeptine」をGoogle Scholarで検索、日本語のページで絞りこむと、14件ヒット。 その中の「新しい抗うつ薬tianeptineの行動薬理学的検討」が利用者の希望する文献に近いことが分かったが、その文献は利用者が自力で調べて確認している文献だった。これ以上に詳しく書かれた文献はないと案内した。
回答プロセス
  1. チアネプチンについて調べており、自分たちが見つけた文献では足りないと感じるので、他に詳しく書かれた文献はないかという問い合わせ。
    • 学術論文に載せられるような信頼性のあるものが欲しい
    • チアネプチンの基本的な情報(作用、副作用など)を詳しく書かれたもの
    • 「チアネプチン」以外では「SSRI」「選択的セロトニン」「再取り込み促進薬」「抗うつ薬」といった単語が関連する
    • 日本語のものが欲しい
    とのことであった。
  2. 医中誌で「チアネプチン」を検索するが、希望に合う文献は見つからず。
    同じく医中誌で、「チアネプチン」「SSRI」「選択的セロトニン」「再取り込み促進薬」「抗うつ薬」を検索、掛け合わせ検索するが利用者の求める文献はなし。
  3. Google Scholarで英語表記の「tianeptine」を検索、日本語のページで絞り込むと、14件ヒット。 その中で「新しい抗うつ薬tianeptineの行動薬理学的検討」という文献が一番利用者が求めている文献内容に近いと判断、案内した。掲載雑誌の「日本歯科心身医学会雑誌」8巻1号(掲載ページ:19-25)は、楠元書庫に所蔵あり。電子ジャーナルでも本文を閲覧できる
    しかしその文献は利用者が行きついていたものと同じだったので、これ以上詳しく書かれた文献はないと説明した。