レファ協urlhttps://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000098878
番号2011060事例作成日2011年12月20日
調査種別事実調査質問者区分教員
質問日本の論文では相対湿度が主に使われているが、アメリカの論文では絶対湿度が使われている。アメリカも昔は相対湿度を使っていたが、絶対湿度がアメリカの論文でいつから使われているか調べたい。
回答質問に相当する回答は見つからなかった。
Scopusで「"absolute humidity"」検索。1973年から2012年まで0件の年はなく、件数が激変している様子もなかった。
回答プロセス
  1. OPACで「相対湿度 絶対湿度」、「"relative humidity" "absolute humidity"」をそれぞれ検索したが、ヒットなし。
  2. PubMedで「"relative humidity" "absolute humidity"」を検索。いくつかアブストラクト(抄録)を閲覧し、文献内で「absolute humidity」の扱いや表記がどのようになっているかを確認した。
  3. Googleで「"relative humidity" "absolute humidity"」、「相対湿度 絶対湿度」で検索。
  4. Scopusで「"absolute humidity"」を検索、827件。Yearの項目で年別の件数表示を見るが、1973年から2012年までに0件の年はなく、件数が激変している様子もなかった。
    Country(United States、Japanのみチェック)、Subject Area(Medicine、Environmental Scienceのみチェック)で絞り込み。
備考※2019年追記:
Scopusで、もう一度検索をしてみた。
  1. 「"relative humidity"」を検索し、国/地域を「United States」で絞り込む。17,327件
  2. 「"relative humidity"」を検索し、国/地域を「Japan」で絞り込む。4,704件
  3. 論文の分野は問わず、数のみ比較する。
  4. 「United States」では
    2019 (655)、2018 (792)、2017 (837)、2016 (820)、2015 (728)、2014 (740)、2013 (683)、2012 (684)、2011 (660)、2010 (698)、 2009 (662)、2008 (607)、2007 (606)、2006 (570)、2005 (554)、2004 (508)、2003 (446)、2002 (380)、2001 (381)、2000 (394)、 1999 (350)、1998 (339)、1997 (349)、1996 (370)、1995 (246)、1994 (217)、1993 (188)、1992 (201)、1991 (179)、1990 (170)、 1989 (189)、1988 (153)、1987 (112)、1986 (105)、1985 (129)、1984 (104)、1983 (105)、1982 (126)、1981 (111)、1980 (99)、 1979 (83)、1978 (78)、1977 (75)、1976 (68)、1975 (63)1974 (61)、1973 (59)、1972 (38)、1971 (52)、1970 (39)、 1969 (36)、1968 (32)、1967 (39)、1966 (26)、1965 (25)、1964 (18)、1963 (18)、1962 (17)、1961 (13)、1960 (12)、 1959 (9)、1958 (17)、1957 (10)、1956 (11)、1955 (9)、1954 (10)、1953 (5)、1952 (10)、1951 (8)、1950 (7)、 1949 (9)、1948 (7)、1947 (10)、1946 (6)、1945 (3)、1944 (7)、1943 (4)、1942 (3)、1941 (3)、1940 (13)、 1939 (4)、1938 (4)、1937 (8)、1936 (5)、1935 (4)、1934 (2)、1933 (7)、1932 (2)、1931 (3)、1930 (4)、 1929 (5)、1928 (1)、1927 (4)、1926 (1)
    むしろ最近でも「相対湿度」はたくさん使われている。
  5. 「Japan」では、
    2019 (167)、2018 (189)、2017 (219)、2016 (179)、2015 (173)、2014 (159)、2013 (194)、2012 (220)、2011 (207)、2010 (205)、 2009 (165)、2008 (186)、2007 (160)、2006 (186)、2005 (211)、2004 (126)、2003 (142)、2002 (120)、2001 (108)、2000 (105)、 1999 (86)、1998 (96)、1997 (107)、1996 (88)、1995 (77)、1994 (71)、1993 (77)、1992 (46)、1991 (41)、1990 (46)、 1989 (41)、1988 (40)、1987 (35)、1986 (35)、1985 (38)、1984 (37)、1983 (32)、1982 (19)、1981 (22)、1980 (27)、 1979 (20)、1978 (31)、1977 (9)、1976 (20)、1975 (11)、1974 (11)、1973 (15)、1972 (8)、1971 (4)、1970 (10)、 1969 (9)、1968 (2)、1967 (8)、1966 (7)、1965 (3)、1964 (7)、1963 (2)、1962 (3)、1961 (6)、1960 (4)、 1959 (7)、1958 (6)、1957 (8)、1956 (2)、1955 (3)、1954 (3)、1953 (1)、1952 (2)
    論文の総数が多いということもあるが、数だけをただ比較するなら、アメリカより日本のほうが「relative humidity」は使われていない。
  6. 同様に「"absolute humidity"」を検索する。
    「United States」は301件、1917年から2019年までで1~16件の推移。
    「Japan」は201件、1930から2019年までで1~13件の推移。
    「absolute humidity」については、多くも少なくもなっていないと言える。