レファ協urlhttps://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000077484
番号2010025事例作成日2010/8/30
調査種別所蔵機関調査質問者区分学生
質問海外の学位論文(修士論文)を取り寄せることは可能か。
回答この学位論文(修士論文)は一般公開されていないため、図書館間でのやり取りはできない。どうしても入手したい場合は、直接著者に連絡を取っていただきたい。
回答プロセス

「下記の論文を取り寄せることは可能か」との問い合わせ。
論題:Mandidular midine osteotomy:stability,periodontal status,TMJ function
著者:Pitts,AL
所蔵:〔thesis〕Seattle:University of Washington;1996

  1. 〔thesis〕は博士論文(Ph.D Thesis)または修士論文(M.D.Thesis)、いわゆる学位論文のことである。この文献はワシントン大学の修士論文と思われる。

    ※2020年追記:
    ワシントン大学歯学部の矯正歯科ページにある、Graduate Student Research(大学院生リサーチ)の1996年にPitts氏の論題を見つけた。
    「Pitts: Mandibular midline osteotomy: Stability, TMJ function, and periodontal status.」
    とあるため、問い合わせの論題は、転記ミスのようである。
    また、「Graduate Program」内に、「This school does not offer a PhD in Orthodontics.(この学校では、歯科矯正学の博士号はありません)」とあるため、この論文は、博士論文ではなく修士論文かと思われる。

  2. 学位論文は基本的に、一般公開している「商業誌に載った論文」ではないため、全文の複写をする前に著者に複写の許可を得なければならない。しかし近年、全文閲覧可能な学位論文は多く存在するため、該当の論文が公開されていないか調査した。
  3. 機関リポジトリ検索サイト「Open DOAR」にて「University of Washington」を検索した。検索結果によりワシントン大学の論文を掲載しているすべてのリポジトリで論題を検索するもヒットなし。
  4. 国立国会図書館のリサーチナビにある、「海外博士論文(総論)」を読んでみたが、リポジトリ検索について書いてあるのみであった。
参考資料