レファ協urlhttps://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000077144
番号2007010事例作成日2008年03月19日
調査種別書誌的事項調査質問者区分教員
質問論文の投稿規定に沿った雑誌の正式名称を調べてほしい。
回答「PubMed」「CiNii Books」などで調査し、返答した。
回答プロセス図書館宛に「論文の投稿規定に正式な名称とあるので調べてほしい」と32件の略称雑誌名を連ねたメールが届いた。
  1. 32件の略称雑誌名を連ねたメールが届いたため、「PubMed」、「WebCat(現CiNii Books)」で略称を打ち込み調べた。ヒットしないものは「Google」などでも検索した。
  2. 洋雑誌の場合は、「PubMed」の画面を開き、[More Resources] の中の [Journals in NCBI Databases] をクリック。開いたページのテキストボックスの中に、雑誌の略称名を入力して検索すると、その雑誌の情報がヒットする。
  3. 和雑誌の場合は「Webcat」のフリーワードに、略称名を入力する。
    明記された略称が間違っていると思われるものがあったり書誌データもなかったため、不確かなものや辿りつけず不明のものもあった。
  4. 返信メールにて、調査結果と調査方法をともに説明し、次回からは「まずはご自分でお調べいただくよう」一言を添えた。返事には、感謝の言葉と「以後は自分で調べてみる」とあった。
備考図書館として「利用者への情報提供」はサービスとしてあるが、今回のように「メールで調査のみの依頼」を受けるのはそのサービスにあたるのか、はなはだ疑問である。
利用者が、情報を求め図書館を自在に活用し、それらを自ら得るという「自立した利用者になるためのサポート」 をすることが理想の情報提供である。